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13 September

パラリンピックについて考えさせられた


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昨夜、NHKの「クローズアップ現代」という番組を観た。パラリンピックの選手たちは、先天性の障害や、何らかの病気や事故で障害を持った人達が参加しているが、中には戦場で負傷した元兵士もいるんだとか。全く知らなかった。恥ずかしながら、先入観というか、日本にいると、負傷兵が含まれているという発想はなかなか生まれない。

その数、アメリカ選手団は10人に1人だそう。例えば50m自由形で金メダルを獲得した選手は、地雷撤去の際に負傷し全盲になってしまったらしい。彼の生きがいとなったのが水泳で、戦死した戦友たちの思いをタトゥーにして体に刻み、パラを目指したという。

ここまでは、そうだったのかという情報と、一人のパラ・アスリートの復活ストーリーだ。

驚いたのはPTSD等で苦しむ帰還兵の自殺が1日平均20人で、イラクやアフガニスタンでの戦死者を上回っていて、アメリカでは深刻な社会問題になっていること。そこで、アメリカは負傷兵を奮い立たせるべく、多額の費用をかけて専門施設を用意し、国を挙げて負傷兵をパラに向けて育成している。多くの負傷兵を奮い立たせる効果につながり、結果として2割の負傷兵が軍への復帰を果たしているんだとか。

これが、平和の祭典であるべきパラを軍事利用しているんじゃないかと、という論調の批判。難しい問題だと思った。というのは、オリンピックを理想論で語るのは簡単だけど、現実はカネ、政治、経済効果などなど、様々や欲望がまとわりついている。アメリカの例だけを取り上げて、軍事利用でけしからんと決めつけるのは、短絡的に見えてしまうのは、僕だけだろうか。


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