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25 April

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06 June

東京喜多マラソン ハーフ

第58回「水無月」東京喜多(北)マラソン、ハーフの部に参加。今回で4回目。

前夜の天気予報では雨時々晴れ。娘がてるてる坊主を作ってくれたおかげか、朝になると雨は止んでいた。強風にあおられ、すっかりくたってしまったが、役目は果たしてくれたようだ。

ところが、車を走らせると次第に雨が強くなって、現地に着くと小雨。会場近くのコインパーキングで雨宿りしていようかと迷ったが、江北橋の真下にテントを張れば問題ないと思い、会場へ。

トイレを済ませ、受付。おなじみのトートバックと、まだ完走していないのにもらえてしまう完走賞タオル(笑)。

ストレッチなどして時間をやり過ごしていると、ラッキーなことに雨が止んだ!2kmほど軽くアップと流し数本。荒川河川敷に風が吹かない日はあるのだろうか、今日も風は強めだ。向かい風だとそれなりの抵抗を感じる。

コースは、江北橋を起点に、下流方面に約6.2km進み折り返し→スタート地点を通過(12.4km)→そのまま上流方面に約4.4km(16.8km)進んで折り返し→ゴール。全体的にはフラットだが、途中に急こう配の坂があるのが意外に曲者。
 
ウェアはtech fitノースリーブ、ランパン。シューズはadizero takumi ren。

1列目に、アディダスのウェアとシューズ、引き締まった筋肉でいい感じで日焼けしていて、手首に恐らく設定タイムが書かれているランナーがいた。上はオレンジ色のウェアで、僕も同じのを持っているし、今日着ようか迷ったぐらいだ。もしそれを選んでいたら、ランパンは同じ黒だし、彼のシューズはtakumi ren 2で色合いも似ているので、そっくりになるところだった。その隣には、スタートダッシュを目論んでいそうな2人組で、恰好や風貌からすると上位にとどまることはなさそうだ。周りを見渡し、入賞は間違いないなと思った。

目標は3'50/km、1時間21分切り。年明けの「新春」大会では優勝しているので、できれば連覇したい。

【スタート~5km】
9:45、フルの部の15分後に号砲。1列目、オレンジランナーと2人組の間からスタート。

予想通り、2人組の一人が飛び出す。直ぐ後ろを自分含め5名ほどの集団。入りの1km目が3'47。飛び出しランナーが脱落し、集団走が続く。自分の設定ペース3'50をキープしようと自然とトップになった。オレンジランナーが直ぐ後ろから着いてきていることは分かった。横に並んで走ることもあった。変に煽られたり抜きつ抜かれつといった展開ではなく、あくまでも自分のペースを維持することだけに集中した結果、3'47、3'49、3'47、3'48、3'49、19'00(3'48/km)で、風の影響を受けながらも安定したラップを刻めた。

【6km~10km】
6km過ぎで最初の折り返し。3'50が目標で後半のバテに備え、少しペースを意図的に落とす。正直言えば、トップで走り続けるのはプレッシャーがあるが、気持ちいい。10km地点前の給水所で、フルのランナーが前でつっかえて、少しもたついてしまった。するとオレンジランナーに抜かれてしまう。3'51、3'50、3'50、3'52、3'54。38'17(3'49/km)。3秒の貯金。

【11km~15km】
走りのリズムに狂いが出始めたのか、スピードに乗れなかった。トップとの差はジワジワと広がっていき、数十メートル。3'52、3'52、3'50、3'53、3'57。57'41(3'50/km)。

【16km~20km】
16.8kmで最後の折り返し。トップとの差は20秒弱ぐらい。3位との差は大分あった。ここから徐々にペースを上げてトップに追いつきたい。ところが、3'50がやたらキツイ。もはや心折れていた。目標達成が難しくなり、またトップには追いつけそうにないし、後ろのランナーに抜かれる可能性も低い。つまり安定の2位ポジションに甘えてしまったんだろう。3'52、3'53、3'50、3'51、3'47。1:16'54(3'50/km)。

【21km~ゴール】
いつものようなラストスパートのキレもなく、1時間21分27秒(平均ペース3'51)。目標達成ならず。

オレンジランナーを称えつつ話していると、なんでもフルのベストが2時間45分らしく、見立て通り実力のあるランナーだった。「途中までつかせてもらっちゃってすみません。ラップが3'48前後で安定していたので助かりました」と言われ、今こうして振り返ってみると、最初の5kmは確かにそのペースだったし、その後は3'50に修正し、彼としてはちょっと遅いペースだったのでトップに立った、という流れだったことが分かる。フルのベスト52分台の自分としては、こういうランナーと走れたことを嬉しく思う。
3位のランナーはゴール直前で抜いて1秒差で銅メダルを勝ち取ったとのこと。走歴1年半で、ハーフは2回目らしく、当面はサブフォーが目標らしい。いやいや、サブスリーも十分に可能だと思う。

気温の低い秋冬シーズンではないこの時期に、自己ベスト+24秒というのはそれほど悪くない結果だとは思うが、3'50ペースで走り切れないようでは、80分切り(3'47/km)のハードルは相当高いことを痛感させられた。1時間21分台はこれで4回目。どれも21分30秒以内だが、こういう状態を頭打ちというのだろうか。セカンドベストの1時間21分17秒を出したのは、2012年の12月。11月の湘南国際で初サブスリー、つくばでさらに記録更新した頃のことだ。そしてベストは今年の1月になってようやく更新できたばかり。

今思えば、結果論として、サブスリーはあっさり達成できた。もちろん、そのために練習はきっちりとこなして万全の態勢で臨んだが、あと数分で達成できずとかで、悔しい思いをしたことはなかった。相対的に見て(例えばダニエルのVDOT表)、自分はハーフの持ちタイムがいいし、どちらかというと得意な距離だと思っている。が、ハーフ80分切りって難易度が高い!!


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