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25 April

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05 June

【レポ】 東京喜多ハーフ


家を8時前に出発し、コインパーキングに車を停め、8:30前には現地入り。

既に暑い。風も強い。5月は100kmも走れていないし、直前に想定外の出張が入って、帰国したのが金曜夜だったので、カラダがだる重。正直、テンション上がらずemoji

テントを設営し、準備を始める。

ふと、受け取ったばかりのゼッケンに目をやると、なんか違和感があった。あれ、ゼッケンって緑色じゃなかったっけ?目を凝らすと、フルマラソンって文字があるemoji うん?どういうことだ?

急いで、エントリー履歴をスマホで確認すると、なんと、フルにエントリーしてるじゃんか!いやいや、こんな凡ミスしたことないし、何かの間違いなんじゃないかと思いたいが、そんなことはない。

やっちまった。フルを走る準備はできていないし、シューズもハーフ用、補給食も持ってない。なにより、家族にはハーフだから、午後早目には帰宅するという約束もしている。

フルでスタートしてハーフで止める(=ハーフでの3回連続入賞は諦める)しかないな~と、更にテンション下がる。

そんな時、前方からサングラスが似合うイケメンが近づいてきた。いわさん登場!稲毛リレーに続く再会。

一部始終をお話し相談に乗ってもらい、ダメ元で種目変更できるか大会関係者に話してみることにした。いわさんもつき合ってくれたて、心強い。定員の空きがあるとのことで、すんなりハーフに変更が出来たemoji ありがたい。喜多マラソン、5回目の参加だが、もっと好きになった(笑)。

いわさんと一旦別れ、激沈ブラックに着替え、ノーマルrenを履き、軽くアップと流し(向い風は結構強い)。5分前ぐらいにスタート位置に着く。

いわさんと合流し、キロヨンが目標とのことなので、僕も3'55~4'00で行きます、あとは流れに任せて勝負します、と話す。

1人のランナーがとんでもないスピードで飛び出し、7人?ぐらいの集団が続いた。序盤は追風。集団走なので入りはちょっと速い3'51。だんだん自分のペースも落ち着き、最初の折り返しまで3'54~3'59。

既にいっぱいいっぱい。後ろにいたいわさんの背中が次第に小さくなる。スタート前、あたかも僕が引っ張りますみたいに言ったことが、おこがましさ100%、恥ずかしい(すみませんemoji

折り返すと、出ました向い風。もう無理だと思った。カラダの調子が明らかに変。8km過ぎに、激沈赤T?のハナぽんさん発見!嬉しいサプライズだった。

ちょっとペースが上がるも、スタート地点に戻る頃は、ほんとに辛くて、このままDNFにしようかと思った。が、未だかつてレースでのDNFは経験ないし、歩いたこともない。

せめてもの意地で、走り続けることにした。フルのランナーが15分前にスタートしているので、ひとりひとり追い抜くことだけを考えた。それでも、ハーフのランナーには抜かれ続けた。

土手を上がる15kmと、もろ正面からの向い風の16km、4'45~4'48までペースダウン。いわさんとスライド。すげー、入賞確実だ。緑ゼッケンを数えながら走る、余裕なんてなく(笑)、ただ、みんな疲れているのは読み取れた。

17km手前で折り返し。追い風になったし、急にスイッチが入った。なぜかは、自分でも分からない。単なる意地なんだと思う。脚にも力が入るようになり、一気に4'05まで戻せた。

最後の給水をしっかり取ったので18km目は4'08だが、4'02、3'58と上げ、ランナーも3人抜いた。ラスト1.2km、もう一人視界に入っている。

フルのランナーが寄ってきて「ブログ読んでます。年もタイムも同じぐらいです」と言ってくださった。こんなに嬉しいことはない。

すると、こちらを何度も振り返りながら、引っ張ってくれていることが分かった。目の前のランナーとの差は10mほどにまでなっていた。手で、ペースアップの合図を何度も送って下さった。

このランナーの、この応援に応えたいと思った。必死に食らいつく!ついに順位をひとつ上げることが出来て、ラストスパートも維持しながらゴールできた。

そのランナーはフルなので、そのまま走って行かれた。

結果は、PBの8分落ち、1:29:17というとんでもないタイムで、7位。

それでも、その応援のおかげで、ラスト1kmは3'43!さらに(ガーミン上で)ゴールまでの230mは、驚異の3'23/kmペース!

ありがとうございました!

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