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22 November

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25 July

MINATOシティハーフのエントリー問題


前代未聞の事態発生。こんなことがまかり通っていいのだろうか。

ブログにも書いたように、月曜20時開始のMINATOシティハーフマラソンのエントリーは無事に成功した。

いや、僕なりに用意周到に臨んだ結果で、20:03にはエントリー完了のメールを受信できたぐらい、当然の結果と言っていいほど、完璧なまでにクリック合戦を制した。

一方で、エントリーにおける入力項目に設定ミスがあり、陸連登録の部ではない一般の部の申し込みにもかかわらず、JAAF-ID(陸連番号)が入力必須項目となっていたことから、陸連登録をしていないとエントリーできないという状況だった。

ところが、実際はそうでもなかったらしい。設定ミスに気付いたランネットは、適当な数字を入力すればいいとエントリー画面に表示を始め、エントリーできた人もいたとのこと。

21:10に定員に達し「参加者の募集を終了しました」と、大会公式HPでその日の内に発表された(こちら)。

また「一部、システム障害により、ご不便をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と書かれていた。

混乱があったものの、エントリーは締め切られ、謝罪文が掲載されたことで、事態が収束するハズだった。エントリー自体を見直すといった説明は一切なく、運営側としてはエントリーは有効と判断したことが窺える。

ところがどっこい、翌日火曜夕方になり、「エントリーを全て無効とし、再度募集を行うことにいたしました」と発表された(こちら)。

一夜明け、火曜朝に起きたことを想像するのは難しくない。エントリーできなかった人から、猛烈なクレームがあったのだろう。

「公平な申し込みを確保するため」と理由が示されているが、果たしてそうなんだろうか?クレームに対する、その場しのぎの逃げでしかない。

エントリーできた人を蔑にする、極めて理不尽な対応だ。非陸連登録者がエントリーできない仕様になっていたことも(実際はできたらしいけど)、不条理だ。

定員に達する前に設定ミスを認識していたのだから、その時点でエントリーを中断すべきじゃなかったのか。参加者募集の終了を発表する前に、エントリーを見直す検討をすべきじゃなかったのか。

この後手後手の対応に納得がいかない。どの大会でも参加者の都合でエントリーをキャンセルできないにも関わらず、主催者側の一方的な都合でエントリーをチャラにできてしまうという前例を作っていいのだろうか。

もう一つの問題点。この大会、そもそも港区在住者の先行エントリーに上限が設けられていないこと。事実、ファンランの500人は一般向けに空きが残らなかった。ハーフにしても、一般向けは2,300/5,000人と、大変狭き門。

更なる問題。月曜にエントリーし忘れたとか、時間の都合がつかなかった人が、エントリーするチャンスを得られてしまうという矛盾。

月曜にエントリーを試みた人たちだけが再エントリーの対象にならなければ、本来の公平性は担保されない。

月曜の締め切り前にアクセスしていない人をランネットIDで識別・排除する事は、技術的に難しいとは思えない。

誤解なきようもう一度書くと、定員に達する前に設定ミスを認識したのだから、その時点でサイトへのアクセスをシャットダウンするとともに、エントリーを無効にしていれば、まだ納得感はある。エントリーできたかどうかは、言ってみれば運次第なわけだから。

再エントリー出来なかった人への救済策、今から考えておいたほうがいいかもね。

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