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パート1からの続き。
【21~25km】 20’48、ペース4’10
・最大の難関ポイント、首都高湾岸線への入口。傾斜角度約7%の坂道を約170m。どの高速入口もそうだが車で走っていても急坂に感じる場所が目前に迫ってきた時、これから自分の脚で上っていくことに「マジで!?」と思わずにはいられない。当然、賑やかな沿道の応援もなくなるので、なんかこうバトル・フィールドに向かうような気持ちにさせられる。とにかくリズムを大切にしようと心がける
【26~30km】 20’36、ペース4’07
・高速を走るというのは確かに開放感があって気持ち良いが、四重苦の思わぬ落とし穴が!
①まずは、つなぎ目。スタッフが注意喚起の看板を持っていてくれているが、溝に踏み込んで足首を捻ったりしないようにピッチを調整する必要があり、これが曲者(後で知ったが34か所もあったらしい)
②高速特有のバンク(片勾配)。カーブ内側に向かって傾いているので意識して体を傾けないと腰骨のあたりに負荷がかかる
③高速区間は11kmもあり、その間結構なアップダウンがある
④風が吹くと遮るものがないのでもろに影響を受けた
・3個目のジェル補給
【31~35km】 20’53、ペース4’11
・32kmぐらいで高速から一般道へ
・プランではこの辺りからペースアップのつもりだったが、さすがに疲労が出てきた。手動ラップも1回ミスった挙句、33kmは5’08、34kmは3’08と手動にもかかわらずGPSが狂う
【36~40km】 20’53、ペース4’11
・この辺りだったか、野球少年たちが沿道でハイタッチを求めていたので応じる。彼らからしてみれば、お父さんは自分と同じような年頃だろうか。少年の列の後にはママさんたちの列が続いていて、同じようにハイタッチ。やっぱり少年よりママさんの応援のほうが効く(笑)
・が、実際には余裕ゼロ。いつものようにゆずの「栄光の架橋」に切り替える余力もない
・日差しも出てきてグローブを取ろうか迷うも、その余力もない
【41~42.195km】 9’17、ペース4’14
・41km過ぎに、最後の上り坂。これがかなり辛い。コースの詳細を覚えていないので、不意打ちというか、コース高低図では高速道路の起伏ばかり目が行き、右端の小さなコブのことなんて全く気にしていなかった
・心拍数も180超え。下りは得意じゃないし、脚にこたえるので、あまりスピードアップせず呼吸を整えることに専念する
・1月の勝田、3週間前の東京の疲労が少なからず蓄積しているのか、最後のスパートで力が入らない。頭もボーっとしてきた。たった数秒で55分カットを逃すわけにはいかない。この日のために、この瞬間のために日頃努力してきたんじゃないか。あと少し踏ん張ればいいんだ
・最後のコーナーを右折し、残り195mの大きな看板が目に飛び込んできた
【ゴール】
・電光掲示板が55分になり少し焦るが、最後の力を振り絞ってゴール!
・ネットタイムで2時間54分58秒。遂に目標の55分カット達成!
・前半1:26:57、後半1:28:01。約1分の落ち込みは上出来
・東京で出した自己ベストを更に27秒更新。今シーズン最後のレースで55分カットできて本当によかった
【ゴール後】
・完走メダル、完走タオルを受け取る。メダルはかなり重厚感がって、横浜らしいザイン
長文お付き合い頂きありがとうございます。